サンシャインハーブ☀️
初夏の風が気持ちよく・・・とはいかない梅雨の季節ですが、庭ではハーブが花盛り🪷
その中で、ほっそりとした枝の先にちょこんと、でも大きく黄色の花びらを広げて咲く花が、
セントジョーンズワート(別名:西洋オトギリソウ)です。
暗く落ち込んだ心に明るさを取り戻すことから『サンシャインハーブ』と呼ばれています
私たち薬剤師の間では薬との相互作用があるサプリとして非常に有名なハーブ(厄介者として)ですが、実は古くから愛され活用されてきたハーブなのです。
”セントジョーンズ”とはキリストに洗礼を受けた洗礼者聖ヨハネのことで、その誕生日とされる6月24日頃に花を咲かせることが名前の由来で、夏至の日(聖ヨハネ)に収穫したものが最も治癒力が高いと言われます。面白いですね😉
(残念ながら小株の庭の花は夏至までもちませんでしたので、検証できず・・・)
古代ギリシャの時代より、兵士の傷を癒すために用いられ、チンキやオイルの形で主に外用に使われていました。血管を強くするルチンや収れんのタンニンが役に立っていたのですね。
現在では科学的分析がすすみ、軽症から中等度の抑うつに対する効果が確認され、落ち込みの気分を立て直すサポートすると言われています。 もっと知りたい方👉メディカルハーブ教室へGO
とっても役に立つハーブですが、活用するには注意点があります。
1.薬と飲み合わせがあるので医薬品を服用している場合は使用しないか、薬剤師に相談を。
2.レーザーや紫外線にアレルギーを起こすことがあるので使用前にパッチテストを。
3.妊婦・授乳婦の口からの摂取は控える。
注意点を守って。安全にハーバルライフを楽しみましょう!
参考文献;JAMHAメディカルハーブテキスト,ハーブのすべてがわかる辞典、
ココロとカラダに効くハーブ便利帳,園芸有毒植物図鑑
☆☆☆ジャフダン ドゥラ ファマシ では☆☆☆
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